そして神になるのか

 久しぶりの書き込みである。2/24に始まったウクライナ侵略は短期決戦で始めたのだろうが、ロシアの思惑と裏腹に長期戦となり、マスコミの報道もたまにしかされない状態だ。普通の状態になってしまったかのようだ。戦争が続いていることは世界的な石油と食料の高騰、インフレ報道の方でむしろ実感する。ウクライナ支援の負担についての不満も出始めているともいうし、ウクライナ政府の腐敗なども今頃になって言われる始末。先がみえない。

 そして今月8日に安倍が殺害されるという大ニュースが起きた。参議院選挙の2日前のことで自民党圧勝の要素になったことも安倍を「神格化」することになったようだ。9/27に国葬をすることを政府決定。安倍の死をここぞとばかりに最大限利用しようとするかのような動きだ。「悲劇の偉大な政治家」「愛国者が凶弾に斃れる」というイメージがつくられた。これで憲法改正の動きが強まれば、本当に安倍のおかげ、安倍の悲願達成という右派の思うつぼだ。岸田は民主主義を冒涜するものとして事件を非難した。安倍が民主主義の権化にあるかのように。でも安倍自身が一番民主主義的手法を無視してきた経過があることはみんな承知である。自分への批判にはむきになって怒り、まともに答弁せず、居直り。裏では友人たちとのコネ、官僚を使った隠ぺい・改ざん、そしてやばくなったら説明もせず病気逃亡。そして院政を敷いて憲法改正を実現した政治家として名を残そうとしたようにしか見えない。殺害を肯定はしないが、安倍の神格化は許さない。

永遠の安らぎ

サイトのURL avyaya nirvana はサンスクリット語で「永遠の涅槃」  自分が老いていく中で、自分が見たもの、感じたものを通じて安らかな日々を得たいと思っています。

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