志賀よ、お前もか

 日曜、月曜と志賀高原にスキーに行ってきた。あいにく今季最後で最強の寒波に当たってしまい、吹雪のホワイトアウト状態で滑ることになり、翌日は車を掘り起こしてさっさと帰ったが。

 天気以上にショックを受けたのは、人が本当に少ないことだった。志賀にはほぼ毎年行っており、バブル時代のとんでもない混雑も知っているだけに、隔世の感がした。コロナがすべてだろう。2020年2月はコロナがヨーロッパで始まっていたが、日本ではまだ他人事のような感じで欧米人、中国人のスキーヤーも多かった。2021年は外国人客はさすがに殆どいなかったが、日本人スキーヤーはそれなりにいて、「さすが腐っても志賀!」と思っていたのだが。今年は寂しいの一言、動いていないリフトや休業(廃業?)のロッジやレストランの多いこと。不況、若者のスキー離れや小雪化など色々あったにしても志賀高原は日本有数のスキーリゾートとして、他のスキー場から見れば、羨ましいほど人を集めていたし、修学旅行生も多かったが。3年にも及ぶコロナ禍は志賀高原でさえも体力を奪ったということか。

 粉雪、タンネ(樅の木)の林間、青空、北アルプスの山並み風景、温泉・・・志賀はいつ行っても飽きない魅力がある。自分も足腰が弱ってきてはいるが、まだまだ行きたい場所である。コロナが収まってまた賑わいが戻ればいいが。

永遠の安らぎ

サイトのURL avyaya nirvana はサンスクリット語で「永遠の涅槃」  自分が老いていく中で、自分が見たもの、感じたものを通じて安らかな日々を得たいと思っています。

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